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行ってみたいウワサの社員食堂その8~吉泉産業「吉泉食堂」

「技術立国日本」と言われることもある日本には大小さまざまな製造業が存在し、なかでも大阪府には高い技術を持った製造業が多数集まっています。
吉泉産業は大阪府枚方市にある食品加工機械メーカーで、第12回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞で審査委員会特別賞を受賞したこともある企業です。
今回は、吉泉産業と吉泉産業の社員食堂「吉泉食堂」についてご紹介します。

 

食品加工機械メーカー

吉泉産業は昭和30年に創業した食品加工機械の設計・開発・製造を手掛ける企業です。食品メーカーなどが使用する野菜の皮むき器や洗浄機、スライサー、キャベツや白菜の芯を取る機械、検品コンベアなど業務用の機械を作っているため一般人にはあまりなじみがないかみすれませんが、日本の食を支える企業として日常生活と密接にかかわっています。
一般人も利用できる社員食堂「吉泉食堂」を運営しているほか、従業員はもちろん地域の子どもも利用できる企業主導型保育園「吉泉さくら保育園」を運営するなど、福利厚生と社会貢献、地域振興などにも力を入れています。

吉泉食堂とは

吉泉食堂は吉泉産業が福利厚生の一環として始めた社員食堂です。食券を購入して料理を受け取る一般的な食堂スタイルで支払いは現金のみ、一般人向けには高くても700円程度で料理を提供しています。
日替わり定食のほか、うどん、そば、カレーなどがありますが種類は少なめです。
定食の内容はメインのおかず一品と副菜、汁物、ごはんで、メインのおかずは男性従業員が多いことから肉系のボリューミーな内容となっています。栄養士が献立を考え、料理経験豊富なシェフが調理を行う専属運営スタイルとなっているため、価格の割には味と質が良いと評判です。
営業時間は平日の12時から14時まで、ラストオーダーは13時半と営業時間が短いので利用する場合は注意が必要です。また、定食は数量限定で遅い時間になると売り切れていることが多いため、食べたいものがあるときはできるだけ早い時間に行くことをおすすめします。

まとめ

吉泉食堂は周囲に飲食店が少ない枚方市の津田サイエンスヒルズにあるということから、周辺地域の人やビジネスなどで立ち寄った人などが多く利用している食堂です。見晴らしの良いオープンテラスもあり、天気が良ければ隣の交野市まで景色を眺めることができます。
吉泉産業の歴史がわかる展示場や製品のショールームなども併設されているので、社会見学気分で訪れてみるのもよいかもしれません。