Q4. 導入に向けてまず何から始めるべきですか?
2026年07月29日
A: まずは「従業員アンケート」の実施です。社食を成功させる最大の鍵は、社員の「リアルな利用意向(食数と予算感)」を事前に把握することにあります。
社員食堂の導入プロジェクトをスムーズに進め、かつ「作っても誰も使わない」という最悪の失敗を防ぐためには、計画の初期段階で従業員の本音をしっかり調査することが不可欠です。
具体的には、以下の3つのステップに沿って準備を始めるのが最も確実で効率的です。
1. 従業員へのアンケート調査(最重要ステップ)
まずは全従業員を対象にアンケートを行い、現在の昼食事情や新しい食堂への期待値を可視化します。ここで必ずヒアリングすべき必須項目は以下の通りです。
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現在の昼食の課題: 「外に買いに行くのが面倒」「周辺に飲食店が少ない」「栄養が偏っている」など
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想定される利用頻度: 週に何回程度利用したいか(※全体の稼働食数を予測する重要な基準になります)
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希望する予算感: 1食あたりいくらなら毎日利用したいか(例:500円〜650円など)
2. 社内調整とプロジェクトの方向性決定
アンケート結果をもとに、「毎日おおむね何食程度の需要があるか」「会社としていくら補助(福利厚生費)を出せるか」を算出し、自社に最適な社食の「規模感」を定めます。この「利用数」と「予算感」のデータがあることで、この後の業者選定が劇的にスムーズになります。
3. 複数の給食業者・社食運営会社への問い合わせ
社内の方向性が固まったら、いよいよ業者選びです。自社の条件(想定食数や厨房スペースの有無)に合うサービスを提供している企業を複数ピックアップし、問い合わせを行います。アンケート結果のデータをあらかじめ業者側に提示することで、初回から非常に具体的でズレのないプランや見積もりを提案してもらうことが可能になります。
💡 2nd kitchen からの視点(感想と考察)
【私たちの実感:『担当者の孤独な戦い』にさせないために、まずは私達を頼ってほしい】
多くの企業様の導入立ち上げに伴走してきて痛感するのは、「社食導入の担当者様(主に総務や人事の方)は、とにかく孤独になりがち」ということです。
上層部からは「良い感じの社食を安く考えてくれ」と丸投げされ、社員からはそれぞれ「おしゃれなカフェ飯がいい」「とにかくボリュームがほしい」とバラバラな要望が出て板挟みになる……そんな光景を何度も見てきました。
だからこそ、私たちは「まず何から始めるべきか?」と聞かれたら、アンケートの実施をお勧めすると同時に、一度私たちに雑談ベースで相談してくださいとお答えしています。
なぜなら、せっかくアンケートを取っても「質問の仕方が悪いと、実際の利用実態と大きくズレた集計結果になってしまう」という罠があるからです。例えば、アンケートで「社食ができたら使いたいですか?」と聞くと、9割の人が「使いたい」と答えますが、いざオープンして1食600円だと誰も使わなくなります。本当に欲しいのは「〇〇円なら週3回以上使う」という「現実的なコミット(約束)」の数字です。
私たち2nd kitchenでは、何から始めればいいかわからないという担当者様に寄り添い、お話を聞く中でご希望を実現していくお手伝いをしたいと考えます。まずはお気軽にお声がけいただきたいですね。
