一覧に戻る

Q6. 社員食堂の設置にかかわる社内プロジェクトチームは誰で構成すべきですか?

A: 総務・人事を主幹事としつつ、「経営層」と「各部門の若手・中堅(特に女性視点)」を巻き込んだ横断的なチーム構成が成功の鍵です。

社員食堂の導入プロジェクトを「総務部だけの単独業務」にしてしまうと、決裁に時間がかかったり、オープン後に「社員の期待とズレたメニューばかりで利用されない」といった事態に陥りがちです。

社内全体を巻き込み、全員に喜ばれる食堂を作るためには、以下の役割を持つメンバーで横断チームを組成するのが最も理想的です。

1. 総務・人事部門(プロジェクトの主幹事)

  • 主な役割: 業者との窓口、全体のスケジュール管理、社内規程の整備、アンケートの実施など

  • 特徴: プロジェクト全体の舵取り役として、計画からオープン後の運用までを中心に立って推進します。

2. 経営層・役員(意思決定とバックアップ)

  • 主な役割: 予算承認、コンセプトの最終決定、社内への強力なメッセージ発信

  • 特徴: 経営層をチーム初期から巻き込むことで、「なぜ今社食が必要なのか」という経営方針とのズレをなくし、稟議や意思決定のスピードを劇的に早めることができます。

3. 財務・経理部門(予算管理と費用対効果の検証)

  • 主な役割: 導入コスト・維持費の予算策定、福利厚生費としての非課税枠のチェック、補助額の検証

  • 特徴: 会社としての持ち出し費用(補助金)が適正か、経理面からのリスクがないかを初期段階からすり合わせることで、金銭トラブルを防ぎます。

4. 各部門の若手・中堅社員(現場の声・ニーズの吸い上げ)

  • 主な役割: 現場視点でのメニューや利用環境へのアイディア出し、社内周知の協力

  • 特徴: 営業や開発など、日頃デスクワークや外回りを行っている若い世代の声を反映させることで、「本当に食べたいメニュー」を実現できます。特に、ヘルシー志向や空間の心地よさなど「女性社員の意見」をしっかり取り入れることが、社食の満足度や利用率を跳ね上げさせる非常に重要なポイントとなります。

💡 2nd kitchen からの視点(感想と考察)

【私たちの実感:『トップダウン』と『ボトムアップ』の融合が社食を熱くする】

多くの企業様の導入事例を見てきて痛感するのは、「人事・総務の方だけで孤軍奮闘しているプロジェクトほど、途中で挫折しやすい」ということです。

上層部からは「費用対効果を示せ」と詰められ、現場からは「もっと美味しいものを安く」と要求され、板挟みになってしまうからです。

だからこそ、プロジェクトチームには「経営層(トップ)」と「現場の若手・女性社員(ボトム)」の両方を最初から引き入れることを強くお勧めしています。

経営層が入ることで「経営課題を解決するプロジェクト」としての重みが生まれ、若手や女性社員が入ることで「自分たちのための食堂を作っているんだ!」という当事者意識(ワクワク感)が社内に広がります。

特に女性社員の視点は強力です。栄養バランスや見た目の華やかさ、食後のカフェ空間としての居心地の良さなど、女性が「使いたい!」と思える空間やメニューは、結果として男性社員や管理職にとっても非常に満足度の高いものになります。

チーム作りで迷われた際は、ぜひ部署や性別を超えた「社食ファンクラブ」のような感覚で、楽しんでメンバーを集めてみてください。私たち2nd kitchenも、そのチームの一員のような気持ちで並走させていただきます!