オフィス出勤時のランチにおける感染症防止対策4つ。
2020年08月25日
飛沫で感染する新型コロナウイルスは近距離での会話などで感染する病気ですが、大勢が集まって飲食するシーンでは特に感染リスクが高いといわれています。そのため、オフィス内でクラスター感染などが起こらないようにするためには、ランチにおける感染症防止対策は非常に重要です。
具体的にどのような方法で感染症防止対策に取り組めばよいのでしょうか。
外出を控える
感染症のリスクは接触する人の数が多くなるほど高くなるため、人との接触をなるべく減らすことが感染リスクを減らすことに繋がります。
また、飲食店やコンビニエンスストアはランチタイムになると利用者が増えるため、なるべく利用せずに済むよう対策したいものです。
個人でお弁当などを持参するほか、お弁当の宅配やオフィス訪問型のお弁当販売サービスなどの積極的な利用で、外出をしなくてもランチを確保できるよう工夫するとよいでしょう。
ランチタイムを分散する
食堂など特定の場所で食事を摂る場合、ランチタイムに人が密集して感染リスクが高まってしまいます。部署ごとなどにランチタイムを分散すると人が密集するのを防ぐことができます。
席食スタイルに切り替える
デスクワークなどで各自席がある場合、食堂などではなく自分の席で食事をする「席食」スタイルに切り替えるのもよいでしょう。互いに適切な距離を取ることができるだけではなく、多くの人が触れる公共のテーブルやドアノブなどに触れることを減らすことができます。
消毒と衛生管理
感染症は飛沫を直接吸い込むだけではなく、ウイルスや病原菌が手についた状態で触れたテーブルなどを共用することで感染することもあります。そのため、感染を防ぐには他人が触れたものには極力触れないことが望ましいのですが、オフィスでは難しいというのが実状です。
ドアノブや食堂のテーブルやイスなど、多くの人が触れる共用の道具はアルコールなどで消毒を行うとともに、手洗や入室前の消毒、共用の手拭きタオルなど廃止して使い捨てのアイテムに切り替えるといった個人・オフィス全体の衛生管理を行うことで感染症を予防しましょう。
まとめ
これらの感染症防止対策は新型コロナウイルスだけではなく、インフルエンザやノロウイルスといった感染症にも効果を発揮します。オフィスで感染症が流行すると業務に影響するだけではなく、オフィスで働く人やその家族の健康を損なう原因となります。自分が感染しないだけではなく、大切な家族や同僚に感染させないためにも、さまざまなサービスやアイテム、アイデアを活用して感染症防止対策に取り組みましょう。