新型コロナ患者急増中?!コロナ症状を回復・症状を和らげてくれる食品を教えてください。
2023年03月01日
新型コロナの患者が増加している昨今ですが、流行開始から3年程度たった現在も治療薬は開発されておらず、感染した場合は症状を和らげる薬を飲んだり体を休めたりしながら回復を待つしか方法がありません。
新型コロナ症状は多岐にわたり、どのような症状がどの程度出るかは感染したウイルスの型や個人によって違いがありますが、一般的には風邪やインフルエンザに似た症状が現れるといわれています。
そこで今回は、新型コロナの症状として多い「発熱」「喉の痛み」「吐き気」の症状と、早期回復のためにとっておきたい食品をご紹介します。
発熱には
発熱時は体が水分を必要とするため、水や麦茶、糖分が少なめのスポーツドリンクなどで水分をしっかり補給することが重要です。経口補水液などもよいでしょう。
また、体力を消耗するため栄養をしっかり取る必要があります。特にビタミンを多く消費しますので、ピーマン、ブロッコリー、キャベツ、ニンジン、ほうれん草などの緑黄色野菜を意識して取るとよいでしょう。生で食べられる果物もおすすめです。
喉の痛みには
喉が腫れているときや喉が痛いときは、炎症を抑える作用がある食べ物やのどを潤す効果がある食べ物が適しています。
ネギ、ショウガ、蜂蜜、梨、レンコン、大根のほか、カリンやキンカンなど古くから喉に良いとされている食べ物がおすすめです。
温かい緑茶や紅茶も喉が痛いときに最適です。
また、飲み込むのが難しいほど喉が腫れたり傷んだりしているときは無理に固形物を飲み込もうとせず、エネルギーゼリーなどで栄養を補うようにしましょう。
吐き気には
吐き気があるときは、においや味が強くなく消化の良い食べ物がおすすめです。炭酸クラッカーやシリアル、白がゆなどは味が淡白なため吐き気があるときでも食べやすく、万が一吐き戻したとしてもあまり苦しくないのでおすすめです。お粥は少し冷ましておくと匂いで気分が悪くなるのを防げます。レトルトのお粥であれば準備の必要もなくすぐに食べられます。
食べ物はしっかり噛んで食べ、食後は座った状態でしばらく休憩してください。
また、吐いた時は水分やミネラルが大量に失われますので水分補給は欠かさず行いましょう。水分とミネラルを同時にとれる薄めのスポーツドリンクや麦茶、口の中をスッキリさせてくれる無糖または低糖の炭酸水、経口補水液などが最適です。
回復を助ける食品
病気にかかっているときは体の回復を促すため、細胞の原料となるタンパク質や修復を助けるビタミンC、体の機能を維持するために必要な水分を意識して取りましょう。
ビタミン豊富な緑黄色野菜や果物、タンパク質豊富な玉子、ヨーグルト、豆腐がおすすめです。
また、ビタミン、ミネラル、炭水化物に少量のタンパク質を含むオーツ麦(オートミール)はお粥にすることで喉が腫れているときや吐き気があるときでも食べやすく、病気の時の食事に適しています。
まとめ
新型コロナに限らず、病気の時は水分と栄養をしっかり取って体を休めることが重要です。タンパク質やビタミンなどを意識して食品を選ぶことはよいことですが、食品を選んでいる余裕がないときや特定のものしか食べられないというようなときは、体力を維持するためにも食べられるものを食べるようにしましょう。