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行ってみたいウワサの社員食堂その18 〜レトロな庁舎で味わう“府庁ランチ”|大阪府庁食堂レポート〜

「社員食堂」と聞くと、企業のビルの中や関係者だけが入れる場所を想像しがちですが、実は一般にも開かれている食堂があることをご存知でしょうか?今回ご紹介するのは、大阪の中心地にある「大阪府庁」の中に設けられた社員食堂。歴史ある建築と、意外な入りやすさ、そしてコストパフォーマンスの高いランチで、近隣のビジネスマンや観光客の間でも“密かに人気”となっているスポットです。

 

行ってみたいウワサの社員食堂その18 〜レトロな庁舎で味わう“府庁ランチ”|大阪府庁食堂レポート〜

大阪府庁の社員食堂ってどんな場所?

大阪府庁本館は、1926年竣工しゅんこうの歴史的建造物。石造りの重厚な外観とクラシカルな内装が特徴で、まるで映画のセットのような雰囲気です。この本館の地下にあるのが、府職員が利用する社員食堂。とはいえ、実はこの食堂――一般の来訪者でも利用可能です。

入口で「見学目的」と伝えれば、受付で入館証を受け取って入ることができ、特に難しい手続きや制限はありません。ランチ目的の入館も可能で、まさに“知る人ぞ知る開かれた公共空間”といえるでしょう。

ランチはどんな感じ?メニューと価格帯をチェック

食堂のメニューは、どこか懐かしく、毎日通っても飽きない定番のラインナップ。日替わり定食、カレー、うどん、ラーメンなどが揃っており、ボリュームも満点です。価格も良心的で、ワンコイン台から注文できるメニューも多く、「安くてしっかり食べられる」と利用者の満足度も高くなっています。

 

券売機で食券を購入するスタイルで、混雑時でも回転は早め。現金払いが基本ですが、食券機の仕様は年度によって変わる可能性があるため、事前に小銭を用意しておくと安心です。

食堂の雰囲気は?庁舎らしさを感じる空間

食堂の内装はいたってシンプル。いわゆる“昭和の職員食堂”を彷彿とさせる落ち着いた空間で、必要以上の装飾がなく、かえってそれが安心感を与えてくれます。ランチタイムには府職員と一般客が一緒に並び、さまざまな人々が同じテーブルで食事を楽しむ光景は、公共施設ならではの風通しの良さを感じさせてくれます。

外の喧騒から少し離れた場所で、静かにひと息つきながら昼食をとるには、ちょうどいい距離感と雰囲気です。

穴場ランチスポットとしての魅力

大阪府庁は谷町四丁目駅から徒歩圏内。
ビジネス街に位置しながら、周辺の飲食店と比べて“比較的空いている”“安くて速い”“居心地がいい”という三拍子揃った穴場スポットです。

 

また、すぐ近くには大阪城公園や歴史資料館などもあり、観光ルートの一部として立ち寄るのもおすすめ。ランチを兼ねた“プチ府庁見学”も楽しめる、ちょっと特別な時間が過ごせます。

まとめ

大阪府庁の社員食堂は、歴史ある建築の中で、気取らずに美味しいランチを楽しめる貴重なスポットです。日常の延長線上にある非日常のような空間で、ふと立ち止まる時間をくれる場所でもあります。

社員食堂は、コミュニケーションの活性化や従業員満足度の向上など、職場の環境に良い効果をもたらします。

 

私たちセカンドキッチンも、出張型社員食堂やお弁当配送といった形で、それぞれの職場に合った「ちょうどいい食の場」をお届けしています。もし職場の食環境改善をご検討でしたら、ぜひお気軽にご相談ください。

▶出張型社員食堂について詳しく知る

▶大阪府庁本館へのアクセス
所在地:大阪市中央区大手前2丁目1-22