行ってみたいウワサの社員食堂その2 ~J’s Cafe|JICA~
2022年06月15日
社員食堂は従業員の福利厚生として運営され、外部の人は利用できないということが一般的でしたが、近年、PRなどを兼ねて一般向けに社員食堂を介抱する企業や団体が増加しています。
一般向けに解放されている社員食堂は、どのような分野を手掛けているか、どのような雰囲気であるかなど、その企業や団体の特色が感じられるメニューが用意されていますが、なかでも「海外協力隊」などで知られるJICAの食堂「J’sCafe」はJICAらしさが感じられる食堂として知られています。
J’sCafeの特徴
J’sCafeは、発展途上国などを対象に政府開発援助を行っているJICA(独立行政法人国際協力機構)が運営する「JICA地球ひろば」の取り組みの一つです。
JICA地球ひろばは、世界が直面する様々な課題や開発途上国とのつながりを体感できる場所というコンセプトで運営されており、J’sCafeでは施設の展示やイベントと連動した開発途上国のメニューを提供しています。
メニューはカレー・パスタ・うどん・そばといった定番メニューのほか、エチオピア、チリ、キューバ、インドネシアなどさまざまな国の料理が用意されており、売り上げの一部が難民支援や食糧支援の寄付になるセットなどもあります。
また、貸し切りでのパーティや懇親会などに利用できるほか、ケータリングやランチビュッフェなどにも対応しています。(要予約)
所在地 | 東京都新宿区市谷本村町10-5 JICA市ヶ谷ビル2階 |
---|---|
最寄駅 | 各線「市ヶ谷」徒歩10分 |
営業時間 | 平日11時30分から14時 |
休業日 | 日曜日、祝日、その他(年末年始、貸し切り営業、臨時休業など) |
サイト | 食のゾーン J’s Cafe(食堂) | 施設案内 – JICA地球ひろば |
国際色豊かなメニュー
J’sCafeでは日替わりランチや寄付金付きセットメニューのほか、二日ごとメニューがかわりさまざまな国の料理が楽しめる「エスニックセット」や週替わりで各国大使館からお墨付きをもらった料理を楽しめる「大使館お墨付きメニュー」、週替わりで楽しめる「エスニック麺」など国際色豊かなメニューが用意されています。
比較的短い期間でメニューが変化するため、何度利用しても飽きずに、手ごろな価格で各国料理を楽しむことができます。
タイミングなどにもよりますが、パプアニューギニア、ブータン、モルディブなどの珍しい料理を食べられるのもJ’sCafeの魅力の一つです。
雑貨や食品の販売もあり
J’sCafeでは店内で飲食できるだけではなく、さまざまなNGO団体や、青年海外協力隊員などが取り扱っているフェアトレード商品の販売も行っています。スパイスやチョコレートなどの食品、ぬいぐるみや小物、雑貨などラインナップも充実しています。
まとめ
J’sCafeは手ごろな価格で各国の料理が楽しめるだけではなく、売り上げの一部が支援活動に使われる寄付金付きのセットメニューやフェアトレード商品を通して国際協力に貢献することができます。
また、同じ施設内ではさまざまな展示が行われており、さまざまな国際問題や途上国と日本の繋がりを知ることができますので、是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。