行ってみたいウワサの社員食堂その3~パソナ社員食堂|パソナグループ
2022年11月01日
近年、SNSなどでは特色のある社員食堂がたびたび話題となっており、それがきっかけで就職希望者が増加するなど、従業員向けの福利厚生以上の効果をもたらしているケースがあります。大手企業などでは社員食堂を一般開放することで企業PRとして活用している例もあり、テレビでは「魅力的な社員食堂ランキング」などの特集が組まれることも増えました。
今回は、「一度は行ってみたい社員食堂ベスト10」でもランクインしたというパソナグループの社員食堂をご紹介します。
パソナ社員食堂について
パソナグループは事務や医療、福祉などの分野に強い人材派遣会社で、日本国内はもちろん海外にも多数の拠点を有する企業です。その中核となるパソナグループ本社は東京駅から徒歩数分の場所にあり、社員食堂は地下と9階の二か所に設けられています。
地下の食堂は100席程度の落ち着いた空間で、9階の食堂は窓から入る光と風景を楽しみながら食事ができる空間になっています。
メニューは週代わりのランチと、丼ものや麺類などの定番メニューが複数揃っています。女性社員が多いことからヘルシーなメニューが多く、メニュー表にはカロリーが記載されています。
また、パソナグループの就農支援農場や社内の植物工場で取れた新鮮な野菜をふんだんに使ったサラダバーもついており、ドレッシングも自家製のバジルを使うなど健康と安全を意識した素材を使用しています。
パソナグループと農業
パソナグループは「人を活かすこと」「人々の心豊かな生活の創造」を企業理念に掲げており、健康・環境・地方創生などを意識した取り組みを積極的に行っています。
2011年には農業分野における人材育成や新たなビジネスモデル構築などを目的に「パソナ農援隊」を設立、兵庫県の淡路島で新規就農者支援事業「チャレンジファーム」を展開するなど、生産から加工、販売までを一貫して行う仕組みを確立しました。
また、パソナグループ本社のビルでは、LED電球を使った栽培や水耕栽培などを利用した「アーバンファーム」を設置。応接室の天井でトマトの水耕栽培を行ったり、ビル内でカリフラワーを栽培したりと、従来の農業とは異なる技術を取り入れた農業に積極的に取り組んでいます。
観光スポットとしても人気
パソナグループ本社は各階に設けられたベランダで育てられた約200種の樹木が外壁を覆っており、東京のオフィス街で季節の花々や紅葉などを楽しめる場所として人気があります。
また、ビルに入ってすぐの待合スペースには鯉が泳ぐ小川があり、受付の正面には水田があるなど都会でありながら自然を感じられるスポットとなっています。アーバンファームは一般人も見学可能で、海外からも見学者が来る人気観光スポットにもなっているようです。
まとめ
パソナグループ本社では、地産地消ならぬ社産社消の野菜を使ったヘルシーな食事が楽しめるだけではなく、ビルの中で野菜を育てるというユニークなアーバンファームの見学もできます。
機会があればぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。