社員食堂の精算手間を省く、社員TouchPayとは?導入方法やメリット4つ。
2021年03月01日
社員TouchPayは社員食堂などのキャッシュレス決済を可能にする社員向け小口精算システムです。社員証などのICカードとICカードリーダーを使って決済する方式で、導入すると経理業務低減と利便性向上、感染症予防などをはかることができるといわれています。
社員TouchPay導入方法
社員TouchPayはネット回線を利用してデータ共有を行う「クラウドサービス」の一種です。導入するためにはまず、サービスを提供している株式会社アジルコアと契約する必要があります。
クラウドサービスを導入するというと難しそうなイメージがあるかもしれませんが、インターネットを利用できる環境とシステム管理用のパソコン、ICカードリーダー、Touch端末があれば導入可能です。大掛かりな工事などは必要なく、サービス契約をして必要な機器をそろえるだけでよいので、導入の手間がかからない仕組みとなっています。
導入のメリット
社員TouchPayを導入すると社内で現金を持ち歩く必要がなくなる以外にも様々なメリットを得ることができます。
【精算時の混雑がなくなる】
現金払いは精算のために財布を取り出してお金を出す必要があるため、精算に時間がかかりレジなどが混雑しがちです。
社員TouchPayを導入するとICカードでリーダーをタッチするだけで精算が終わるため、混雑が発生せず有効に使える時間を増やすことができます。
【感染症予防になる】
混雑による「密」を防ぐことができるだけではなく、現金を介して菌やウイルスに接触することがなくなるため感染症予防にもなります。
【手間と経費の削減】
社員TouchPayを導入するとTouch端末を使って各自で食事予約を行うことができるため、食事予約表などの書類を提出したり、注文内容を取りまとめて食堂運営会社などに連絡したりする手間がなくなりるほか、各種書類の印刷にかかる費用も削減できます。
また、事前予約により食材をどの程度確保しなければならないかを把握することができるため、食材の無駄や廃棄が出ません。当日の食材不足も回避できます。
【給与から天引きできる】
社員TouchPayを導入すると購入履歴がクラウドの保存されます。データは管理画面から簡単に参照できるほか、給与システムと連動することで給与から天引きすることも可能です。
まとめ
導入の手間や費用が少なく、企業・社員どちらにもメリットがある社員TouchPayのは、大規模な企業はもちろん中小企業にもメリットが多いシステムです。
社員食堂運営の手間や経費の削減、感染症予防、社員の福利厚生充実の方法として導入を検討してみてはいかがでしょうか。