人材の確保と定着の面からみた出張食堂
2019年03月01日
さまざまな業界で人材不足が叫ばれる近年、大企業に比べて採用や人材教育にお金をかけることが難しい中小企業では「人材の確保」と「人材の定着」が重要な課題となっています。
人材確保と定着という二つの課題をクリアする方法としては給与や休暇制度といった待遇面の改善も重要になりますが、近年注目が集まっているのが福利厚生の一つである「昼食補助」です。
人材確保と定着への効果
総合人材サービスのマンパワーグループが2015年に行った調査によると、「実際にあった福利厚生でよかったと思うもの」では「住宅手当・家賃補助」を抜いて「食堂、昼食補助」が最も多いという結果が得られたそうです。
また、転職コンシェルジュのワークポートがおこなった「転職先の職場にあったら“志望度が上がる!”」と思う施設についての調査では、1位が「社員食堂」、2位が「社内カフェ」という結果になったようです。
つまり、社員食堂や社内カフェといった飲食の設備に魅力を感じる人が多く、昼食補助を実施することが人材確保と定着の解消に役立つ可能性が高いといえるのではないでしょうか。
出張食堂の導入
中小企業の場合、スペースや金銭的な理由から社員食堂の運用は難しいため、昼食補助というと宅配弁当が主流となります。
しかし、調理から食べるまでにブランクがある宅配弁当は「味や見た目が落ちる」「食材が限定的で飽きる」といった問題があります。
一方、出張食堂は「出来立ての料理をデリバリーする」という形式になるため、宅配弁当のように味や見た目が損なわれないほか、豊富な食材を使った数種類の料理から好きなものを取るバイキング形式なので、食べ飽きるということもありません。
また、出張食堂は社員食堂のような高額な初期投資が必要ない、テーブル二つ分の省スペースで運用できるといった特長があるため、企業にとってもメリットが大きいといえるでしょう。
まとめ
「食欲」は人間の根源的な欲求の一つでであり、美味しいものを食べたい、体によい物を食べたいという気持ちは男性にも女性にもある共通の思いです。
魅力的な食事は人を惹きつける強力なパワーを持っていることは、昔からある「男をつかむなら胃袋をつかめ」という言葉が示しているのではないでしょうか。
出張食堂であれば社員食堂よりも低コストでありながら、宅配弁当よりも味・質・見た目に優れた「従業員の胃袋をつかむ」食事を提供することが可能です。
人材確保と定着のために昼食補助導入をお考えの方は、弊社にご相談ください。