事業所給食とは?仕組み・費用・委託の流れをわかりやすく解説
2025年10月01日
事業所給食とは
事業所給食は、工場やオフィスなど事業所に働く人へ計画的に食事を提供する仕組みです。
社員の健康維持や生産性向上、採用・定着への効果も期待でき、常設型の社員食堂だけでなく、出張型・置き弁など多様な方式が選べます。
社員食堂とは違うもの?
事業所給食=「企業向けの食事提供」の総称です。
社員食堂は、その中の一形態(事業所内に“場”を設けて提供)する物のことをいいます。
【事業所給食の代表的な運営方式】
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直営
人員・厨房を自社で確保します。自由度は高いですが初期/固定費は重めです。 -
委託(常駐)
給食会社が常駐運営します。品質が安定しており、従業員数の多い企業に適しています。 -
出張食堂
所定時間に配達・提供・回収まで実施します。小〜中規模向けで設備負担が軽く、手軽に温かい食事を導入したい企業におすすめです。 -
置き弁/無人補充
冷蔵ケース等で手間がかなり少ないです。ロスや集計を業者側で負担するプランもあります。
その他、ケータリング等も事業所給食に含まれます。
費用の考え方
月額目安=(1食単価 × 食数 × 営業日)− 会社補助。
1食単価は内容や副菜点数で変動(ワンコイン前後〜)。
確認したい項目は、最低食数・配送費・機材/電源・締切/キャンセル規定・試食有無。小規模は最低食数の柔軟さと回収/ロスの取り扱いが要点です。
導入するのに必要なものは?
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スペース
出張型や置き弁型の場合、目安は机2台分程度です。
厨房は不要で、小規模オフィスでも置けるサイズ感で始められます。 -
電源
保温台や冷蔵ショーケース等を使う場合に電源確保が必要になります。 -
設置物(方式により異なる)
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出張食堂:配膳台・保温台などを一時設置
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置き弁:冷蔵ケース(または既存の冷蔵庫)
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常駐委託:厨房設備・保管スペース など
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食器・容器の扱い
使い捨て容器 or 返却式のいずれか。回収や洗浄の負担は方式により異なります。 -
衛生・動線
手指消毒の設置、受け取り・返却の簡単な動線があれば運用がスムーズになります。
まとめ
事業所給食には社員食堂だけでなく、配達弁当・置き弁など多様な方式があります。
導入する際は、社員数・勤務形態・スペース・コスト感を基準に選ぶと失敗が少なくなります。
社員食堂の導入や改善を検討されている方へ
セカンドキッチンでは、中小企業様向けに初期費用ゼロ・ワンコインから始められる社員食堂サービスをご提案しています。
導入の流れや費用の目安を詳しく知りたい方は、ぜひこちらのページもご覧ください。