ITエンジニア、コールセンタースタッフなど、座りっぱなしの人にオススメの食材には何がある?
2019年02月01日
ITエンジニア、コールセンタースタッフのほか、各種オフィスワークに従事している人は一日の大半を座って過ごします。
長時間のデスクワークは腰痛や肩こりなどのトラブルを引き起こすほか、座っている時間が1日11時間を超えると、死亡リスクが40パーセント以上にもなるといった研究報告もあり、座りっぱなしの生活が体に与えるリスクが浮き彫りになっています。
座りっぱなしの生活が健康に害を与える原因は主に血行不良によるものですので、1時間に1~2分程度立ち上がって軽めの運動をするとリスクを下げられるといわれています。
また、血行を良くする食材を積極的に取るのも有効だといわれています。
ビタミンB1を多く含む食材
ビタミンB1は糖質の代謝を促す作用、体内に溜まった疲労物質「乳酸」を分解する作用、神経系機能を正常化する作用などがあり、血行促進、免疫強化などの効果のほか美肌やアンチエイジング効果も期待できる栄養素です。
【ビタミンB1を多く含む食材】
- 豚肉(特にヒレ肉、もも肉)
- 大豆
- 玄米
- たらこ、いくらなどの魚卵
- オレンジ
ビタミンEを多く含む食材
優れた抗酸化作用で注目されているビタミンEは、悪玉コレステロールの酸化を減少させ、動脈硬化の原因となる血栓ができることを予防する効果や、血行促進作用があることから心筋梗塞や脳卒中などの発症を予防するといった効能があるほか、冷え性や肩こりなどの改善効果があるとされている栄養素です。
さらに、ホルモン分泌の調整作用があることでも知られており、更年期障害やPMS(月経前症候群)の緩和効果も期待できるため、健康と美容に欠かすことのできない栄養素といえます。
【ビタミンEを多く含む食材】
- ゴマ
- アーモンド
- たらこ、いくらなどの魚卵
- かぼちゃ
- ニラ
- ホウレン草
n-3系脂肪酸(オメガ3)を多く含む食材
n-3系脂肪酸は、α-リノレン酸、DHA、EPAの総称で、人間の体内では合成することができない必須脂肪酸です。
中性脂肪を下げ、メタボリックシンドロームや高血圧、血栓の予防に効果があるといわれており、血行促進を始め、脳や神経組織を正常に保つ効果も期待できます。
【n-3系脂肪酸を多く含む食材】
- サバやイワシなどの青魚
- マグロ
- アマニ油
- クルミ
まとめ
このほか、疲労回復の効能があると知られているクエン酸を多く含む梅干しやレモン。動脈硬化や生活習慣病の予防に役立つポリフェノールを多く含むピーマンやパプリカ、セロリなども座りっぱなしの人にオススメです。
料理の内容をカスタマイズできる出張食堂であれば、デスクワークの人に最適な食材をふんだんに使ったバランスのよい食事を提供することができ、食事から生活習慣病の予防や肩こり、腰痛などの改善に取り組むことができます。