子供用のプロテインもある?ジュニアプロテインの活用方法3つ。
2020年12月01日
プロテインというと大人が使うものというイメージがありますが、子供向けの「ジュニアプロテイン」もあり、成長期の体作りにジュニアプロテインを取り入れている方も多いようです。ジュニアプロテインはどのようなもので、どのように使えばよいのでしょうか。
ジュニアプロテインとは
ジュニアプロテインは数あるプロテイン商品のなかでも子供向けに作られたプロテインのことです。
大人用のプロテインとの違いは、大人用のプロテインは筋肉をつけることが主な目的であるのに対し、子供用は体の発育を補助することを目的にしている点で、含まれている栄養素や栄養バランスにも違いがあります。
プロテインの栄養はメーカーや製品によって異なりますが、子供用のプロテインは1食あたりのカロリーとタンパク質量が大人用よりも少なめで、カルシウムやビタミンD、鉄などを含んでいます。
ジュニアプロテインの活用法
ジュニアプロテインは「飲めばよい」というものではなく、上手に取り入れないとその効果を発揮できません。成長期の発育を補助するためにはどのように活用すればよいのでしょうか。
【食事と組み合わせる】
ジュニアプロテインはあくまで「栄養を補助するためのもの」であるため、プロテインだけで全ての栄養を補ったり、食事と置き換えたりすることはできません。
必要な栄養は食事で摂り、不足した栄養をプロテインで補うといった方法で使います。
子どもの好き嫌いが多い、運動量が多い、食事の品数が少ない、子供が少食など、栄養が不足しがちなときに活用するとよいでしょう。
【運動後に摂る】
エネルギーを多く消費する運動後は栄養の吸収効率が高くなり、なかでも運動後30~60分はゴールデンタイムと呼ばれています。このタイミングでプロテインを摂取するとタンパク質やカルシウムを効率よく取り込むことが可能です。
【おやつ代わりに】
プロテインはバニラ味、ココア味、マスカット味など様々なフレーバーが開発されています。水に溶かして飲むだけではなく、牛乳や豆乳に溶かすことも可能です。温めても栄養成分は変わらないため、おやつ代わりとして活用してはいかがでしょうか。
プロテインを使ったレシピ
水や牛乳で溶いたプロテインは飲みにくい、飽きてしまうという場合はお菓子や料理に混ぜて使ってもよいでしょう。バニラ味やココア味はお菓子向きですが、プレーンタイプなら料理にも利用できます。
【ホットケーキ】
・ホットケーキミックス:150g
・牛乳:100mL
・卵:1個
・プロテイン:30g
材料を全て混ぜて焼くだけの簡単レシピです。牛乳や卵の分量はミックス粉に合わせて調節してください、バニラ、チョコ、ココアなど様々な味のプロテインが利用できます。
【パンプキンサラダ】
・カボチャ:150g
・レーズン:10g
・クリームチーズ:20g
・マヨネーズ:大さじ1
・プロテイン:10g
・塩コショウ:少々
レンジなどを使って柔らかくしたカボチャに他の材料を混ぜるだけでタンパク質も補えるサラダが完成します。
【お好み焼き】
・キャベツ:100g
・好みの具材:適量
・小麦粉またはお好み焼き粉:30g
・卵:1/2個
・プロテイン:30g
通常のお好み焼きにプロテインを混ぜて焼くだけです。具材は豚肉でもよいですが、カロリーが気になる場合はシーフードがおすすめです。
まとめ
ジュニアプロテインは栄養補助食品です。使えば背が伸びる・体が大きくなるというものではありませんので、摂取目安量を守り、バランスの良い食事と合わせて使用してください。