高石市・堺市・泉大津市での学校給食の質と給食費について。
2023年10月22日
そして、給食費無償化への一歩
学校給食は、子どもたちに栄養バランスの取れた食事を提供するだけでなく、食育や社会性を育む場ともなっています。ここでは、高石市、堺市、泉大津市の各市における学校給食の現状を見ていきましょう。
高石市:物価高騰対策と給食費
給食費の内訳
- 小学校
- 1, 2年生:220円
- 3, 4年生:225円
- 他の学年:231円
- 中学校:253円
高石市では、物価高騰対策として、市立小中学校の1~2学期分の学校給食を無償化しており、1年生の4月の給食費は半額の1800円となっています。
堺市:子育て世帯の経済的負担の軽減
給食費の詳細
- 小学校
- 低学年(1・2年):月額4,050円(1食:225円)
- 中学年(3・4年):月額4,140円(1食:230円)
- 高学年(5・6年):月額4,230円(1食:235円)
- 中学校
- 標準:1食310円
- 大盛:1食330円
- 小盛:1食300円
堺市では、物価高に伴う経済的な負担を軽減する目的で、小学校と特別支援学校で2学期と3学期の給食費を無償化。今年度も2学期と3学期を無償化し、そのために約12億7000万円を補正予算案に計上しました。
泉大津市:給食費の徴収を市が担当
給食費の取り決め
- 小学校
- 低学年:215円
- 中学年:220円
- 中学校:300円
泉大津市は、2022年度より給食費の徴収を市が行うようになりました。
給食費無償化の取り組みと今後
政府は2023年3月31日に、少子化対策の一環として給食費の無償化を公表しました。この動きは、これからの各市の学校給食の運営や財政にどのような影響をもたらすのでしょうか。これからも各自治体の動向から目が離せません。
まとめ
高石市、堺市、泉大津市における学校給食の給食費やその取り組みは異なり、各市で工夫や改善が見られました。特に、給食費無償化に関しては子育て世帯をサポートする重要なポイントとなり、今後もその動向が注目されます。学校給食が子どもたちにとっても、社会にとっても持つ価値を理解し、これからの発展や変化に期待を寄せたいと思います。