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介護現場を「食」から変える。介護施設で配食サービスを導入するメリット5つ。

従来、介護施設では施設内で調理を行い、利用者に提供するというスタイルが一般的でした。

しかし近年、施設内で調理を行うのではなく、配食サービスを利用する介護施設が増えてきています。

介護施設に配食サービスを導入すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

施設内調理よりも経済的

施設のなかで調理をするということは、調理スタッフの配置が必要なのはもちろん、食材の買い出しや管理なども行わなくてはなりません。

食材費、光熱費などがかかり、小規模な施設にとってはとくに負担となるのではないでしょうか。

パック配食サービスであれば食材の買い出しや管理を行う必要がなく、調理専門のスタッフや栄養士を雇う必要もありませんので、食材費、光熱費、人件費などをカットすることができます。

設備投資不要

施設内で調理を行うためには、排水などの設備が整った十分な広さの厨房が必要になるほか、大型の冷蔵庫や冷凍庫、利用者全員分の調理ができる調理器具など、さまざまな設備が必要です。

リサイクル品などを使うことでコストを抑えることはできますが、高額な設備投資が必要になってしまいます。

セントラルキッチンで調理した料理を真空パックにしてお届けする配食サービスでは、パックを湯煎するだけですぐに料理を提供することができます。

施設内で調理するわけではないので、本格的な厨房設備や調理道具が必要なく、設備投資が不要です。

人手不足解消

小規模な介護施設などでは、スタッフが介護士と調理員を兼任していることも多く、介護と調理のどちらにも集中できないといった問題が起こっています。

また、食事の時間がずれると1日のスケジュール全体がずれるため、食事の時間は厳密に守る必要があります。介護の仕事と調理の仕事を兼任するプレッシャーは大きく、離職の原因になりかねません。

介護士が介護の仕事に集中できる環境を作ることは、「万年人手不足」といわれている介護の現場にとって非常に重要なことです。

真空パックを湯煎で温めるだけの配食サービスを利用すれば、調理に時間や手間をかけることなく、誰でも簡単に食事を用意することができます。

離職を防ぐだけではなく、スタッフが調理を行っている間現場の人員が不足するという問題を解決することができます。

栄養バランスがよく、メニューが豊富

施設内で調理を行うと設備投資などに費用がかかるため、宅配弁当を利用している介護施設もあります。

しかし、お弁当は「出来上がりから食べるまでにタイムラグがある」ことを前提に作られているため、調理から時間が経っても傷みにくい食材を使い、料理が冷めても味が薄いと感じないよう作られています。

その結果、揚げ物などの高脂質な料理や、味付けが濃く塩分が多い料理などに偏りがちです。栄養バランスが悪く、介護施設を利用する高齢者にとって「理想的なメニュー」とはいいがたい内容です。

また、調理方法が限定されるなどの理由から、料理のバリエーションが少なく、食べ飽きやすいのも問題です。

弊社の配食サービスで提供する料理は、介護食の知識を持つ栄養士が考えたメニューを薄味で調理し、真空パックにしたものです。

素材や調理法にこだわった安心でおいしく、栄養バランスに優れた料理を暖かい状態で食べることができます。メニューも豊富なため「食べ飽きる」ということもありません。

真空パックで衛生的

食事を提供する上で注意しなくてはならないのが「食中毒」です。

施設内で調理する場合、保存していた食材が傷んだり、調理中に菌がついたりすることで食中毒を起こす可能性があります。

また、宅配弁当の場合も食べるまでに食材が傷む可能性がありますね。

弊社の配食サービスでは、衛生管理を徹底したキッチンで調理した料理を真空パックにてお届けします。

調理から食事提供まで外気に触れることがなく、人の手が触れる機会も少ないため衛生的で、食中毒のリスクを減らすことができます。

まとめ

弊社の配食サービスでは、常食形態のほか、嚥下機能や噛む力が低下した方向けのムース食、やわらか食にも対応しております。

週一回のみ、朝食のみの利用もできるほか、試食も可能ですので導入を検討中の方は是非ご相談ください。