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豊富なメニューでリーズナブル、味も見た目もよいなど、魅力的な社員食堂とは?

福利厚生として多くの企業が実施している昼食補助のなかでも、温かい料理を提供してくれる社員食堂は特に人気が高く、「社員食堂があること」を就職先選びの条件としている人もいます。

人員確保だけではなく、従業員のモチベーション向上効果も期待できる社員食堂ですが、その効果を引き出すためには「社員食堂がある」だけではなく、その社員食堂が魅力的であることが重要となります。

魅力的な社員食堂とはどのようなもので、どうすれば魅力的な社員食堂を運営できるのでしょうか。

魅力的な社員食堂とは

福利厚生である社員食堂は、価格が高いと利用しづらく、質が低いと利用したいと思えなくなるため「福利厚生」としての役割を果たすことができません。そのため、社員食堂は「美味しくてリーズナブルであること」がもっとも重要で基本的なポイントとなります。

また、福利厚生は従業員の心身の健康維持や、より良い労働環境の提供を目的としているため、継続的かつ積極的に利用してもらわねばなりません。社員食堂の場合、健康面に配慮したメニューを提供すると共に、毎日利用しても飽きが来ないよう、豊富なメニューを用意することでこの要件を満たすことができます。

「健康的で美味しく、飽きのこない食事をリーズナブルな価格で提供する社員食堂」は、福利厚生として理想的であると同時に、従業員が積極的・継続的に利用したいと考えやすく、利用しやすい社員食堂です。

これだけでも十分魅力的ですが、味だけではなく見た目もよい、従業員の性別や年齢層などに配慮しているなどの要素を満たせば、より魅力的な社員食堂になるでしょう。

社員食堂の課題

福利厚生である社員食堂は、積極利用を促すためにも利用しやすい価格での提供が求められるため、継続的に運営するためにはコストを低く抑える必要があります。

しかし、コストを下げるために料理の質を下げたり、メニューを極端に減らしたりすると積極的に利用してもらえなくなるので、「いかにコストを抑えながらも質がよくバラエティ豊富な料理を提供するか」が課題となります。

社員食堂の運営形式

社員食堂は「調理師や栄養士を直接雇用して社内厨房で作る形式」と「調理や食材の仕入れなどを外部業者に委託する形式」があり、外部委託には「社内の厨房設備を利用して業者が調理を行う形式」と「業者が調理した料理を運んでくる形式」があります。

この中で最もコストがかかるのが「調理師や栄養士を直接雇用して社内厨房で作る形式」です。人件費や食材の仕入れ費用、設備投資などが多くかかり、広いスペースが必要となります。

また、外部業者に委託する場合、「社内の厨房設備を利用して業者が調理を行う形式」だと人件費などは抑えられますが設備費用などはかかってしまいます。

「業者が調理した料理を運んでくる形式」であれば、人件費や設備投資を行う必要がないためコストを大幅に抑えられるだけではなく、広いスペースが必要ないので中小企業でも社員食堂を導入することができます。

まとめ

味、価格、豊富なメニューなどの条件を満たした魅力的な社員食堂を維持するためには、食材の質やメニュー数などは維持したまま、設備投資や人件費などを抑える方法が適しています。

社員食堂の運営を外部業者に委託すれば人件費などを抑えることが可能なので、社員食堂の運営に悩んでいる、導入を検討しているのであれば委託型の社員食堂がおすすめです。