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オフィス向け置き菓子サービスとは?職場にお菓子を置くメリットとデメリット

近年、働き方や生活様式が多様化したことから福利厚生のスタイルも変化し、企業の態勢や規模にあったサービスを選べる時代となりました。
なかでも最近注目されつつあるのが、オフィスの一角に食品などを置いて、従業員が自由に購入できるようにする「置き型社食」や「オフィスコンビニ」サービスです。
置ける品物はパンやお惣菜などのほか、お菓子や文具などサービス提供を行う業者によって異なりますが、お菓子に特化した「オフィス向け置き菓子サービス」も登場しています。
オフィス向け置き菓子サービスとはどのようなサービスで、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

 

オフィス向け置き菓子サービスの特徴

オフィス向け置き菓子サービスは、オフィスにお菓子が入った専用の棚を設置したり自動販売機を設置したりすることで、従業員が好きな時間に自由にお菓子を購入できるようにするサービスです。
様々な業者がサービスを展開していますが、導入時に費用が掛からず、毎月定額料金を支払うか購入された数や内容に応じて発生する費用を支払うかのどちらかの方式になっているのが一般的です。
扱っているお菓子は業者によって異なり、スナック菓子など市販品を気軽に購入できるサービスから、シュガーレスやオーガニックにこだわった健康重視なお菓子を提供しているサービスなどもあります。従業員の希望や予算などに合わせて仕入れたい商品を選べるだけではなく、売れ行き傾向などから最適な品物を選んでもらうコンシェルジュのようなサービスを受けられる業者もあります。

 

導入のメリット

オフィス向け置き菓子サービスを導入すると、従業員が任意のタイミングで休憩やリラックスできる環境を整えることができます。
また、仕事中に小腹が空くと集中力が落ち、仕事の能率も低下しますが、置き菓子があると手軽に小腹を満たしたり頭脳労働で消費した糖分を補うことができます。リフレッシュや小腹満たしなどを自由に行えることでモチベーションが向上し、生産性アップが期待できます。
さらに、オフィス向け置き菓子サービスではサービスを提供している業者が週に一回などのペースで品物の補充を行うため、従業員の福利厚生や来客のもてなし用にお菓子を買いに行く手間がかからず、お茶代などを集める必要もなくなります。お菓子以外に飲み物や軽食もくわえられるサービスであればより充実した福利厚生となるでしょう。
オフィス向け置き菓子サービスは、生産性やモチベーションの向上、手間やコストの削減などのメリットがあるほか、人材の定着率を上げる効果も期待できます。

 

導入のデメリット

置き型サービスは時間などの制限を受けず自由に利用できることがメリットですが、その気軽さから使いすぎてしまうこともあります。休憩回数が増えたことで生産性が落ちてしまったり、間食のし過ぎによって健康を損なったりすることもあるので注意が必要です。
また、ラインナップが従業員のニーズに合っていないと活用されない福利厚生になってしまう、商品補充などで業者の出入りが増えるため情報漏洩などのリスクがあるのもデメリットといえるでしょう。

 

まとめ

オフィス向け置き菓子サービスを導入する際は、費用や方式だけではなく、決済方法やラインナップが従業員のニーズに合っているかを確認しておく必要があります。ラインナップは定期的に見直し、内容を適宜アップデートしていくとより質の高い福利厚生にすることができます。
また、使いすぎで社内風紀が乱れないよう、事前に利用ルールを定めておくなどするとよいでしょう。